The Performers/A Homemade Stereo Recording

The Performers/A Homemade Stereo Recording

The Performers/A Homemade Stereo Recording

南フランス在住のユニット”The Performers“のデビューアルバム。

意外にも日本のレーベルPLOPからのリリース。内容は架空のロードムービーのサントラのような映像的なミュージックコンクレートとソフトロック的な演奏を編集して構成された、モンドな仕上がり(死語か?)。電話の呼び出し音と生楽器が有機的にからむ”Year 5″、マーティン・デニーを彷彿とさせる”Suite Hawaiienne”とガムラン音楽が心地よい”A Long Goodbye”あたりがモンド度高し。緻密な構成によって形作られた楽曲ながら何となく家で流れているような感じに小音量で聴いていたい一枚。

store 15novにて購入。

<THE PERFORMERS 本人による作品コンセプト>

このアルバムは、私達にとっては映画のサウンドトラックのようなものです。「マウイからブルックリンへの旅」というコンセプトは、架空のものですが、実際に2004年冬にニューヨークを訪れて、それが本作のインスピレーションの元となっております。私達は映画用に「消失」をテーマにしたシナリオを元々書いておりましたが、ニューヨークから音を持ち帰り、このアルバムのサウンドデザインとなったのです・・・そして、実際に「消失」がありました!本作をミックス中に、それまで数ヶ月かけた作品のデータをホントになくしてしまったのです。それからまた数ヶ月かけてオリジナルを復元しましたが、今から思うとデビューアルバムというのは、まさに最初の型のようなものです。ちなみに私達は海の側に住んでいますが、それに最大の影響を受けています!

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