死ぬまで自由研究vol.2無事終了

三上寛さんを迎えてのkiyoさん主催のシリーズ第二弾。なんというか充実してました。今回、弾き語り的要素の多い出演者のなかでちょいと異質になるかと思いつつ、私は修理したてのチェロを抱えて演奏しました。しかしまあ、ちゃんと演奏できる訳ではないので(というかその気がないというか。)下のような音であいなります。(一部ですが、本当は20分くらいやってる)

20110205EbowProject by com4jai

なんというかチェロのような音でなく始まりますが、これもれっきとしたチェロの音でありまして、arduinoで自作したノイズマシーン+アンプみたいなものをGMMという押し当てるとそのものがスピーカーになるといった機械で実際にチェロに押し当てて音を出している次第でございます。

noise_machina

この演奏について三上寛さんがMCで触れていただいた時の話が面白くて要約すると「エジソンが真空管を発明した本当の目的は”死者の声”を聴くためでその研究は引き継がれて現在も研究が続けられている。それにも似たチェロを演奏するのではなくチェロが鳴り響いている音を聴かせる演奏。」といったことで、エジソンの何だソリャをググってみたらどうやら「エジソンの霊界通信機」のことのよう。こちらのgizomodoの記事では何やら怪しげなガジェット(きっと偽物でしょうが)があったりします。それにしても最大の賛美。楽しんでいただいてうれしかったと同時に、全く異なった形態の音楽でも何の先入観もなく聴く姿勢に去年還暦を迎えた三上寛さんの懐の深さを感じ、もう弾き語りとは言い切れない次元の演奏(これは詩のついた音響としか言いようがない)を堪能でき、打ち上げの楽しいひとときを含め夢のような一夜でありました。

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