[Recording日記1] ファイルをリストア
8月に録音した演奏を再構築することで、アルバムを完成させようと思っているのですが、残念なことに何かのノイズがギターのトラックにのっかってしまっていたので、なにか手頃な価格のレストア・ソフトを探していたのですが、機能的にかなりお買い得だなと思いiZotope RXを購入しました。
iZotopeというと、ozoneというマスタリングに特化したソフトが気になっていたんですが、Rxもなかなかな実力を備えていると、使ってみて思いました。Hum Removal、Declicker、Declipper、Denoiserなど一通りの機能がそろっている上、スペクトル修復、つまり偶然、録音している時におしゃべりとか入り込んでしまってもそれを除去出来ると言う驚くようなSpectral Repairを備えている。
今回はギターにのっていたラインノイズ?をDenoiserを使って作業してみました。まず、ノイズのみの部分を選択して「train」ボタンクリックすると、自動的にノイズを消去するよう設定してくれます。選択範囲をノイズを消したい範囲に選択すると、その部分が設定通りにそのノイズを除去してくれることになっています。除去したくない部分は除去される部分のみをプレビュー出来たりするので、聴きながら微調整していきます。細かい設定の意味が分からなくても少し時間をかければ直感的にノイズが除去出来ました。
書き出しですが、リアルタイムとオフラインモードがあり、後者は時間はかかりますが、よりクオリティがあがるようです。
かなりの性能だと思いましたが、やはりノイズを除去するとほんの少しだけ音が変わりました。ほんの少しです。それは空気感とかそういう風に表現するところなのですが、それを考えてやはり使用は最小限にすべきで、今回は本当にイレギュラーと考えるべきだと思いました。
と、非常に地味な感じに始まりましたが、たまに制作の過程を書いたりしようと思ってます。