先週末に公開されたメジャーアップデート4.5の新機能などを数回にわたって紹介したいと思います。
第一回目は4.5からサポートされるようになったJAVA Scriptを利用したユーザーインンターフェース"jsui"
jsuiはjavascriptで記述されたボタンやスライダーなどのユーザーインターフェース・オブジェクトで、javascriptで記述すればどのようなインターフェースが可能になる。そういう意味では個人的にjsuiコレクションを発表することが多くなりそうだが、とりあえず、
/Library/Application%20Support/Cycling%20'74/jsui-library/
とりあえず、使ってみることにした。
まずはstartup menuからjsuiを選択して、パッチャー上にドラッグする。さらに、command+iでダイアログをひらいて、javascript fileで、使用するjs fileを選択する(openボタン)。
まずはこれだけでもボタンやスライダー、ダイアルが出来るのだが、argumentに記述を追加することにより、いろいろ出来そう。(まだ詳細は解りませんが、例えば、text ボタンの場合はここに記述したtextのボタンが出来上がります。画像のONボタンがその例です。)
さらにこのjsuiを利用した新しいオブジェクトも紹介。
techno~は4.3にもあったseq~のようにシグナルによってイベントをコントロールするオブジェクトだが、名前の通り、アナログ・シーケンサーのようにグリッドでパラメーターを変化することに用途を限定したものだ。
techno~はamplitude,pitch,step positionの3つのアウトレットをもつ。これらをコントロールする例として、jsuiを使用することがhelpパッチに紹介されている。こちらも、前述のjsuiライブラリーに含まれているが、これが、とても直感的ですてきである。
shift,option keyを押しながらドラッグすることで、これら3つのパラメーターがグラフィカルに変化させることが出来る。
うむむ、なんかすごいぞ4.5ということで、また。
Posted by com4jai at 2004年07月19日 01:58 | TrackBack