ふと、このメールマガジンの配信に利用しているmusic e マガジンズ のニュースメールに目を通してみると、新着マガジンに「tn8ちゃんの スーパーコライダーマガジン」なる気になる文字列を発見。そう、あ のtn8....ではなくて(爆)、スーパーコライダー。最近では音楽誌の インタビューでも見かけるMacintosh用音楽プログラミング言語、Super Colliderであります。Max,msp以外にも、dspプログラミングのできるソ フトって結構あります。マッッキントッシュで動作するものだけカルー ク紹介します。
コマンドライン入力でプログラムしていくタイプのソフトです。私には どう考えても、不向きなので、まったくチェックをしていないので、詳 しいことは解りません。最新ヴァージョンは2.2.10で、価格は$250で、 結構、お買い得です。「tn8ちゃんのスーパーコライダーマガジン」も 始まったのでこの機会に、と、プログラムに強い方はどうぞ。(私は弱 気)。
SuperColliderのサイト: http://www.audiosynth.com/
kapybaraという外部dspモジュールを利用するシステムで、ソフトのほう はGUI中心でインターフェースのカスタマイズも自在で、timelineという MIDIシーケンサーのようなウインドーもある。かなり多機能で、高音質 に対応したなんでもできる的なやつです。価格のほうですが、かなりお 高いようです。(庶民的には)
kymaのサイト: http://www.symbolicsound.com/
グラフィック系ソフトの開発者による制作らしく、グラフィックを描く ことによって、曲を作っていくソフトで、かなり個性的。これ、私も使 っておりまして、かなり面白い効果が得られます。本来なら、曲作りを 目的にしているのでしょうが、私はもっぱら高速フリーエ解析を利用し ています。フリーエ解析は簡単に言うならば、あらゆる音を複数のサイ ン波として表現するもので、metasynthの場合はそれが、グラフィック として具現化します。このサイン波を別の波形に変えることができるの で、ノイズ色の聖歌隊とかいった感じの音もできます。逆に自分で描い たグラフィックを音にすることもできる。プログラミングとはいきませ んがこの、狙いどおりに行かないところもまた良いところかな。
metasynthのサイト: http://www.metasynth.com/
Csound はMITの Barry Vercoe によって1973年にC言語で書かれた 音響生成用プログラムで、音響生成のアルゴリズムである”インストゥ ルメント”を記述するorcファイルと、音響的なイヴェントである”ノ ート”を記述するscoファイルの2つのから音響生成を行い、Csound上 から聞く、或いはWAV、AIFFファイルとして保存することができます。 私は少しだけいじってみて、どうも、この手のコマンドラインものは苦 手と判明しました。コマンドだと、細かいところまでもいくらでもいじ れるので、(逆に言えば、しっかり設定しなくては音もでない)アバウ ト過ぎる私としてはだめですが、コマンド入力はとことん作り込むこと ができるので、何かしらの言語を勉強したヒトにとってはこの方が、付 き合いやすいのではないかとも思いますが。よーは、「何を求めるか、 したいか」なので、ヒトそれぞれですよね。 少し前、Mac版のアップデートがなくなるのではと言われていましたが、 どうにか、その危機は回避したようです。 あ、大事な事書きわすれた。Csoundはフリーウェアです。
Csound for Macintoshのダウンロード: ftp://ftp.maths.bath.ac.uk/pub/dream/platforms/mac/
World of Csound:Csoundの基本的操作など日本語で解説しているサイト です。親切丁寧で、お薦めです。
http://www6.freeweb.ne.jp/art/csound/index.html
いやー、半端なレビューですみません。ということで、サボってばかりで すが、来月は神戸へ行って少し発表しようと思っているものがあるので、 そちらも、ぼちぼち用意しないといけないので、もう少し、活性をあげな くては。次回こそはしっかりやりますよー(号令ばかりだと、自分で思う 今日この頃)。
Posted by com4jai at 2004年03月28日 21:45